校長のあいさつ

最新の校長のあいさつ文をそのまま掲載します。

7月学校だより

                                常光小学校長 市川 栄子  

 つながる命と常光小の伝統

 どんよりとした梅雨空が続き、6月末には早くも台風が接近するなど、不安定な大気の状態が心配されます。中休みの晴れ間にプールからの歓声が聞こえてくる季節、早くも、1学期最後の月になりました。今学期、子供たちは「常光小学校の一員」 という意識をもち、それぞれの目標に向かって取り組み、着実に成長しています。これも、子供たちの様子を温かく見守ってくださる保護者・地域の皆様のおかげと、改めて感謝申し上げます。
 さて、常光小恒例の「ホタル観賞会」は、ここ数年の羽化ピーク時期を参考にして、例年より1週間早めて実施しました。「Jokoホタル隊」の活躍とPTA役員さんのご協力で、大きな混乱や事故も無く開催できました。常光小関係の皆様をはじめ、地域の皆様も大勢ご来校くださり、本校の活動を応援してくださいました。ありがとうございました。
絶滅の危機から復活を遂げた常光小のホタル。順調に成虫へ羽化するために上陸し始めたころ、真夏のような暑さになったり肌寒い日が続いたりと気候の変化が激しく、観賞会当日にはその短い命を閉じたものも多くありました。それでも、ホタルの里親である河野様からは500匹以上もご支援をいただき、来場された方に「ほたるのいえ」の中で幻想的な光を楽しんでいただくことができました。2日目には、5年生の「ホタルの里 大研究 パート2」の発表がありました。その発表を聞いた4年生は、~常光にホタルが住めるようになるために~というテーマを引き継ぎ、早速、「赤堀川の水質調査」を行いました。4年生の「ホタルの里 大研究 パート1」の始まりです。
今、子供たちが「ほたるのいえ」に放流した幼虫(約1000匹)が羽化し、日が暮れて暗くなるときれいな光を放って飛んでいるのが見られます。そして、水苔には無数の卵が産み付けられ、ふ化が始まりました。ホタルの命が受け継がれていくように、常光小の伝統も引き継ぎ、自然や命を大切にする健やかな子供たちを育んでいきたいと思います。
  1学期もあと3週間ほどで終業式、そして、いよいよ長い夏休みです。夏休みこそ、親子のつながりを一層深めるチャンスです。親の愛情をたっぷり受けて育った(過保護や過干渉ではありません)子供は、発達の段階に応じてしっかり自立していくことができます。また、夏休みは、机上の勉強では得ることができない直接的な体験活動を通した学びのチャンスです。それが豊かな心を育む基盤となります。さらに、地域を知る、地域の人とふれあうチャンスです。その一つとして、地域行事への参加があります。17回目となる「常光納涼まつり」も常光小の校庭で開催されます。「子どもたちに夏の思い出をつくってあげたい」との願いからスタートしたお祭りと伺いました。他にも地域に伝わる様々な行事があると思います。夏休みだからできること、夏休みにしかできないことに取り組ませ、有意義な夏休みを過ごしてほしいと願っています。そのためにも、しっかりと1学期の締めくくりをして、それぞれの成長を実感できる7月にしていきたいと思います。保護者・地域の皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

 

更新日:2019年07月01日 09:00:00