校長のあいさつ

最新の校長のあいさつ文をそのまま掲載します。

11月学校だより

                                常光小学校長 市川 栄子  

子供の命・安全を守る~災害から学んで

 校庭の木々も色づき始め、日本の四季の美しさを感じる紅葉の季節がやってきました。11月に入り、朝夕と日中の寒暖差が大きく、体調管理が難しい時期になりますが、何事にも集中して取り組める良い気候になります。この時期、学校では、音楽会、持久走大会などの行事を計画しています。教室や音楽室から聞こえてくる歌声や楽器の音色は、日ごとに心地よく響き合ってきています。大きな行事はもとより、日々の学校生活で、一人一人が自身のめあてに向かい、友だちとも力を合わせて努力を積み重ねることによって、やり終えた後に大きな達成感を味わってほしいと思います。
 さて、今年も、校内音楽会と同日に開催される「常光地区防災訓練」に全児童が参加します。先月、台風や低気圧の影響による記録的な豪雨は、各地に大きな爪痕を残しました。大勢の方が、今もなお不自由な生活を余儀なくされていらっしゃいます。台風19号では、本市でも荒川などの河川が増水し、堤防を越える寸前まで危機が迫っていました。降り続く大雨の中で避難勧告が出され、常光小も避難所となりました。幸いにも地域から避難される方はおられず、河川もギリギリのところで持ち堪えることができ、次第に天候も回復して重大な被害は免れました。
 難を逃れ胸を撫で下ろしたところですが、「あと数時間雨が続いていたら‥」「もし、台風の接近が平日の日中だったら‥」その時学校は、地域の防災拠点としてその役割を果たせただろうか?改めて私自身に問い直しました。常光小学区には、豪雨の度に道路が冠水して通行できなくなる通学路もあります。ハザードマップも黄色や青で地域のほとんどが「危険」と示されています。普段から緊張感をもって「命を守る」備えをしなければならないと学びました。
 何が起こるかわからない異常気象が続いていますし、地震や火災、熱中症や感染症、交通事故、不審者など、子供たちの周りには様々な危険が潜んでいます。事件事故に巻き込まれないように未然に防ぐため、そして、万一の時は被害を最小限に食い止めるために、普段からの安全に対する取組と「避難訓練」が極めて重要です。「備えあれば患いなし」です。学校としても安全対策に今後一層力を入れてまいります。「地区防災訓練」は絶好の機会ですので、音楽会ご参観後には、保護者・地域の皆様にも子供たちと一緒に参加していただきたいと思います。そして、ご家庭でも「命を守る」備えについてぜひ話し合っていただきますようお願いいたします。

 

更新日:2019年10月31日 12:00:00